各種検査
各種検査
医師が目で乳房を観察してくぼみがないか、手でふれてしこりがないかなど観察します。触診で発見できるものはある程度の大きさになったしこりです。しこりがすべて乳がんというわけではありませんが、必要があれば精密検査を行います。
マンモグラフィーは乳房を圧迫して撮影する特殊なレントゲン検査です。当院は最新のデジタルマンモグラフィを導入しモニター診断を行う事で、より精度の高い乳がん検査が可能です。
マンモグラフィーは唯一乳がんの死亡率を下げる事が証明された優れた検査ですが、圧迫による痛みの問題や日本人に多い高濃度乳腺の場合、マンモグラフィーでは発見されにくいという問題も指摘されています。超音波(エコー)検査はマンモグラフィーと併用する事で早期乳がんを発見できる割合が上昇する事が証明されています。
しこりなどの病変の細胞を採取し、採取した細胞を顕微鏡で調べて、がん細胞か否かを診断します。
細胞の一部ではなく組織の一部を採取し診断を行います。細胞診より、より詳細な診断ができます。
*細胞診、組織検査は当日行うことも可能です。検査後1~2週間で結果が出ます。
マンモトームとは画像ガイドで使用する乳房専用吸引式組織生検システムです。当院では超音波ガイド下に施行します。局所麻酔のもと、超音波検査で病変を確認しながら針を刺し入れ、針の側面にある吸引口から針内へ組織を吸引し、針内に入った組織をカットして採取します。針を回転させて多方向の組織を吸引できるので1回の穿刺で広い範囲の組織を採取することができます。
*マンモグラフィー下ガイド針生検(マンモトーム生検)も行っております。